ジェラートとソフトクリーム、何が違うの?
道の駅や観光地で目にする「ジェラート」と「ソフトクリーム」。どちらも人気の冷たいスイーツですが、「実際のところ、何がどう違うの?」と疑問に思ったことはありませんか?
見た目は似ていても、原材料の配合、製造温度、空気の含有量、そしてカロリーまで、実はまったく異なるスイーツです。
この記事では、ジェラートを全国の道の駅や飲食店にお届けしているLagela(ラジェラ)が、両者の違いをわかりやすく解説します。
そもそもジェラートとは?
ジェラートはイタリア語で「凍ったお菓子」を意味する言葉です。本場イタリアでは、ジェラート専門店「ジェラテリア」が約4万店もあり、日常的に親しまれているスイーツです。
日本の法令(乳等省令)では、乳脂肪分の含有量によってアイスクリーム類が分類されています。ジェラートは一般的に乳脂肪分が4〜8%程度のため、分類上は「アイスミルク」に該当します。
一方で、いわゆる「アイスクリーム」は乳脂肪分8%以上が必要です。つまり、ジェラートとアイスクリームは法令上も異なるカテゴリーに位置しています。

ソフトクリームとは?

ソフトクリームの正式名称は「ソフトサーブアイスクリーム(soft serve ice cream)」。実は「ソフトクリーム」は和製英語で、海外では通じません。
ソフトクリームは省令上の分類名ではなく、製造工程における呼び名です。フリーザーから抽出した直後の、固めていない状態で提供するのが最大の特徴。その成分によって「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」のいずれかに分類されます。
ジェラートとソフトクリームの5つの違い
1. 乳脂肪分
| 種類 | 乳脂肪分 |
|---|---|
| アイスクリーム | 8%以上 |
| ソフトクリーム | 製品により異なる(多くは8%以上) |
| ジェラート | 4〜8%程度 |
ジェラートはソフトクリームやアイスクリームと比べて乳脂肪分が少ないのが特徴です。脂肪分が少ない分、素材そのものの風味がダイレクトに感じられ、後味もすっきりしています。
2. 空気含有量(オーバーラン)
| 種類 | オーバーラン(空気含有量) |
|---|---|
| アイスクリーム | 50%以上 |
| ソフトクリーム | 30〜60%(製品により異なる) |
| ジェラート | 20〜40% |
ジェラートは空気の含有量が少ないため、密度が高くなめらかな食感になります。空気が少ない分、素材そのものの味わいをしっかりと感じることができます。
3. 提供温度
| 種類 | 提供温度 |
|---|---|
| アイスクリーム | −18℃以下 |
| ソフトクリーム | −5℃〜−7℃ |
| ジェラート | −8℃〜−12℃ |
ソフトクリームは出来たてをそのまま食べるため、温度が高くやわらかい状態。ジェラートはその中間の温度帯で、なめらかでクリーミーな状態を保ちながら提供されます。
温度が高いほど甘みを感じやすくなるため、ソフトクリームは甘く感じやすい一方、ジェラートは素材由来の繊細な風味を楽しめるのが魅力です。
4. カロリー
| 種類 | 100gあたりのカロリー目安 |
|---|---|
| アイスクリーム | 約180kcal前後 |
| ソフトクリーム | 約140〜190kcal |
| ジェラート | 約100〜160kcal |
ジェラートは乳脂肪分が少ないため、アイスクリームやソフトクリームと比較してカロリーが控えめな傾向にあります。「冷たいスイーツを楽しみたいけど、カロリーも気になる」という方にとって、ジェラートはうれしい選択肢と言えるでしょう。
5. 製法と原材料の違い
ソフトクリームは専用のフリーザーから抽出し、その場ですぐに提供する「出来たて」のスイーツ。一方、ジェラートは新鮮な果実や牛乳などの原材料をじっくり撹拌・凍結させて仕上げます。
原材料の面でも違いがあります。ソフトクリームやラクトアイスには、コクや食感の調整のために植物油脂が使われることがあります。一方、伝統的なジェラートは乳製品と果実を中心にシンプルな原材料で仕上げるのが基本。素材の味わいをそのまま活かすために、あえて油脂や卵を加えないレシピが主流です。
このシンプルさこそがジェラート本来の魅力であり、すっきりとした優しい味わいの源になっています。
比較まとめ表
| 比較項目 | ジェラート | ソフトクリーム | アイスクリーム |
|---|---|---|---|
| 乳脂肪分 | 4〜8% | 製品による | 8%以上 |
| オーバーラン | 20〜40% | 30〜60% | 50%以上 |
| 提供温度 | −8〜−12℃ | −5〜−7℃ | −18℃以下 |
| カロリー(100g) | 約100〜160kcal | 約140〜190kcal | 約180kcal〜 |
| 植物油脂 | 不使用が基本 | 製品による | 乳脂肪のみ(規約上) |
| 食感 | なめらか・すっきり | ふんわり・やわらか | しっかり・リッチ |
| 特徴 | 素材の味が活きた優しい味わい | 出来たて感 | クリーミーな満足感 |
ジェラートの味わいの特徴「あっさりなのに満足できる理由」
ジェラートのカロリーがアイスクリームより控えめであることは先述のとおりですが、「じゃあ物足りないの?」と思われるかもしれません。
ジェラートは乳脂肪分が少ない分、脂で舌がコーティングされにくく、フルーツや牛乳など素材そのものの風味がストレートに伝わります。アイスクリームのようなリッチな重さとは違い、すっきりとした後味で、素材の持ち味を楽しむ優しい味わいが魅力です。
「甘すぎないものがいい」「素材の味をちゃんと感じたい」という方に、ジェラートが選ばれているのはこのためです。
Lagelaのジェラートが目指す「あっさりなのにコクがある」味わい
一般的なジェラートは、素材の風味を活かすために植物性油脂や卵を使わず、あっさりとした味わいに仕上げるのが基本です。
一方、Lagelaのジェラートは、そのあっさりとしたヘルシーさを土台にしながらも、良質な植物油脂を独自のバランスで配合することで、ミルクのコクと、食べた時の満足感をプラスしています。
卵を使わず、低糖質・低脂肪。それなのに食べたときに「驚くほど濃厚」と感じていただける。あっさりしているのにコクがある。この「相反する魅力」こそが、Lagelaのジェラートの最大の特徴です。
植物性油脂というと「代替品」のイメージを持たれることもありますが、Lagelaではあくまで味わいを設計するための大切な原材料のひとつ。卵を使わなくてもリッチな口どけを実現するための、レシピ上の工夫なのです。
どんなシーンで選ぶ?ジェラートとソフトクリームの使い分け
ソフトクリームがおすすめのシーン: 観光地での食べ歩き、暑い日のリフレッシュ、子どもと一緒のおやつなど、「出来たてのふんわり感」を楽しみたいとき。
ジェラートがおすすめのシーン: 食後のデザート、カロリーを意識したい方のご褒美スイーツ、素材の風味をじっくり味わいたいとき。レストランやカフェでのデザートメニューとしても、ジェラートのすっきりとした味わいは食事の締めくくりにぴったりです。
飲食店・道の駅でジェラートを導入するなら
ジェラートは、ソフトクリームと比べてオペレーションの面でもメリットがあります。
ソフトクリームは専用マシンの設置・メンテナンスが必要ですが、ジェラートは冷凍庫さえあれば提供が可能。
スタッフの技術やオペレーションの負担も軽減できます。
Lagelaでは、道の駅やレストラン、カフェなどの飲食店様向けにジェラートをお届けしています。
LA County Fair金賞、FOODEX JAPAN金賞を受賞したレシピをベースに、地域の特産品を活かしたオリジナルフレーバーの開発(OEM)にも対応しています。
「うちの店にもジェラートを置きたい」とお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。
まとめ
ジェラートとソフトクリームは、どちらも魅力的な冷たいスイーツですが、乳脂肪分、空気含有量、提供温度、カロリーなど、さまざまな点で違いがあります。
ジェラートは低脂肪・低カロリーで、素材の風味をダイレクトに楽しめるあっさりとした優しい味わいが魅力。アイスクリームやソフトクリームとはひと味違う、すっきりとした美味しさを体験してみてください。
Lagelaのジェラートなら、そのあっさりさに加えて、ミルクのコクと満足感も感じていただけます。「あっさりなのに物足りなくない」ぜひ一度、その味わいをお試しください。
